球団代表あいさつ

佐賀魂（スピリッツ）は元プロ野球選手新谷博、地元有志を中心に平成17年12月結成されました。
当時、佐賀には硬式野球チームが存在せず、地元の有望選手は県外に活躍の場を求め、その他の選手は硬式野球から遠ざかることになっておりました。

また、就職氷河期、デフレスパイラルという社会情勢の影響もあり、野球に限らず他のスポーツ競技においてチームの統合、廃部、休部があいつぎ、企業チームが少なくなってきました。
そこで、元プロ野球選手新谷博をはじめ佐賀の地元有志とともに佐賀から都市対抗野球出場を目指そう、若い野球人たちの育成の場をつくり、次のステージに送り込めるようにという熱い思いで結成したのが佐賀魂（スピリッツ）でした。
結成時は順調にスタートしたかのように思えておりましたが、現実は厳しく練習環境はもとより、練習用の道具、選手の管理、試合時の遠征や仕事の都合など様々な問題に直面しました。
しかし、たくさんの人たちの協力のもと、江北町から花山球場の優先利用、野球関係者から練習用の備品などの提供や支援もあり、13年目を迎えた現在は江北町花山球場をホームグランドとし、クラブチームとしてはよい環境の中で練習を行えるようになりました。

平成30年度、13年目のシーズンを迎え、組織強化も進み、新しいスポンサー様のご支援で運営体制も少しずつではありますが整いつつあります。心から感謝しております。また新入団選手の加入でさらに活気づいており、挑み続ける強いチームづくりが加速する期待をしております。

これからもクラブチームの理念のもと社会人、野球人として成長できる環境を整備し確固たる決意で運営してまいる所存です。
都市対抗野球出場、全日本クラブ選手権優勝という大きな目標を置き、地域に夢、希望、感動をあたえ、地域から愛され応援していただけるチームをめざし全力で取り組んでまいります。応援よろしくお願いいたします。

平成30年3月吉日
佐賀魂スピリッツ
球団代表 福田真也